【4月2日 People’s Daily】2月の最後の週末、中国全国人民代表大会代表(国会議員に相当)の江西省(Jiangxi)景徳鎮市(Jingdezhen)珠山区新村街道梨樹園コミュニティー党委員会書記で主任の余梅(Yu Mei)さんはまだコミュニティー党群サービスセンターで忙しく残業していた。

「コミュニティーの仕事に小さなことはなく、コミュニティースタッフは住民に寄り添えるという特色を生かして業務を進めなければならない。コミュニティーの住民の心を上手にまとめて、温かい港を構築していく」。この点について、余さんは深く心得ている。

 この一年間、新型コロナウイルス感染拡大防止対策実施期間中、余さんはずっと最前線で働いていた。「昨年2月、私は新型コロナ感染拡大防止対策臨時党支部と緊急小隊を組織した。年齢層や、長所、体の調子により、交代制勤務や、分類・分業を進めた。その中、オンラインでのこころのケアチーム、防疫拠点輪番チーム、慢性病患者と特別なケアを必要とする人たちを対象とした薬品や日常用品の配送チームなどに分けて設置した。私はコミュニティーチームやボランティアの皆さんと一緒に、住民の感染防止を心を込めて全力で指導した」と、余さんは言った。

 余さんの管轄区域内には、95歳の身寄りのない潘さんという高齢女性がいる。普段はお手伝いさん一人だけに頼って過ごしている。新型コロナ感染拡大防止対策実施期間中、理髪店が営業できないため、ある日、潘さんは余さんに髪の毛が長すぎで大変だと電話した。余さんはすぐにボランティアを連れて彼女の家にやって来た。髪を洗い、散髪をしてあげた。「私たちは潘さんの子どものように、彼女と非常に親しい。潘さんも私の手を握ってずっとありがとうと言っていた」と、余さんは述べた。

 昨年9月、余さんに全国新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業個人先進者という賞が授与された。「これはコミュニティー従事者の感染拡大防止対策事業を認めてくれた最大の証しだ」と、彼女は言う。

 余さんはまた各機関の協力のもと、「余梅スタジオ」「百姓講事堂」「四会議事堂」を設立した。駐在区単位機関の党組織と社会愛心公益団体を統括しサービスチームを結成し、着実に住民のために悩みを解決している。

 末端組織出身の代表として、余さんの議案と提案は仕事中の所見・考えに基づいたもので、今年の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)での意見として、コミュニティー業務と社会統治の理念に密接に関わった内容のものを準備している。彼女は「市域社会統治の新能力の加速・促進」「インターネット+介護事業の発展加速」「ボランティア精神の発揚」などについて提案する予定という。(c)People’s Daily/AFPBB News