【4月2日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するFWパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)は1日、ロックダウン(都市封鎖)下にもかかわらずチームメートであるウェストン・マケニー(Weston McKennie)やアルトゥール(Arthur Melo)らと夕食を取っていたことについて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の規則に違反したと謝罪した。

 ユベントスでプレーする3選手は伊トリノ(Turin)にあるマケニーの家に集まっていたとして、隣人の通報によって駆けつけた警官から罰金を科されたと報じられている。

 ディバラはインスタグラム(Instagram)に「新型コロナウイルス感染症で世界が非常に困難なときに過ちを犯さない方が適切だったのは分かっているが、夕食のための外出したのは間違いだった」と投稿した。

「パーティーではなかったものの、いずれにしても過ちを犯した。謝罪する」

 負傷により代表チームからの招集を見送られた3選手はクラブからも処分を受ける可能性があるが、チームに近い情報筋によれば、この件についてはまだ何の決定も下されていないという。

 各代表チームから選手が復帰したユベントスだが、今週に入って新型ウイルスの陽性反応者が新たに確認されている。

 イタリア代表からチームに合流したDFレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)は1日に陽性反応を示しており、DFメリヒ・デミラル(Merih Demiral)もトルコ代表の合宿中に陽性となった。

 ユベントスによれば、すでにトリノに戻っている23歳のデミラルはチームのホテルで隔離されているという。

 陽性が確認されたボヌッチとデミラルは、3日に予定されているトリノ(Torino FC)とのダービーを欠場することになる。(c)AFP