【4月2日 Xinhua News】中国人民銀行(People's Bank of China、中央銀行)研究局の王信(Wang Xin)局長は1日の定例記者会見で、デジタル人民元は主に国内の小売り決済に使用することを想定し、これまでに国内の多くの地域でテストし、シナリオが増えているとし、さらに条件が熟せば、市場のニーズに応じ、越境決済取引での使用を検討すると明らかにし、これは実現可能と述べた。

 王氏によると、最近、中国人民銀行デジタル通貨研究所は香港金融管理局やタイ、アラブ首長国連邦(UAE)の中央銀行と複数国間の中央銀行デジタル通貨橋渡し研究事業を開始し、中央銀行デジタル通貨の越境決済使用を模索している。(c)Xinhua News/AFPBB News