【4月3日 Xinhua News】中国の第14次5カ年規画(十四五、2021~25年)で、向こう5年のデジタル経済発展の青写真が示された。これを踏まえ、各方面がトップダウン方式での取り組みをさらに強化しており、「十四五」デジタル経済特別計画や新時期の「インターネット+(プラス)」推進政策文書、「十四五」新型インフラ建設計画など一連の重要な政策が間もなく実施される見通しだ。同時に、各地方はビッグデータ、人工知能(AI)などの重点分野をめぐり、向こう5年のデジタル経済に関する重点プロジェクトの準備と国際競争力のあるデジタル産業クラスターの構築を加速している。

 中国情報通信研究院の余暁暉(Yu Xiaohui)院長は、次世代情報通信技術の応用が急成長段階に入ったことで、5G、AIなどデジタル技術の新業態が続々と誕生し、産業体系が一段と充実すると説明。「十四五」期間中、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどのデジタル産業がもたらす経済産出量は60兆元を超えるとの見通しを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News