【3月31日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が30日、神への冒涜(ぼうとく)行為で1試合の出場停止処分を科された。これにより、ブッフォンは今週末に行われるトリノ(Torino FC)とのダービーは出場できなくなった。

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 ブッフォンは昨年12月19日のパルマ(Parma Calcio)戦で、チームメートのマノロ・ポルタノーヴァ(Manolo Portanova)に向けて「冒涜的な言葉」を使っているところが確認された。映像は残っていなかったが、発言が録音されていた。

 当初イタリアサッカー連盟(FIGC)は5000ユーロ(約65万円)の罰金を科したのみで、ブッフォンは出場停止を免れていたが、検察の異議申し立てを連盟が支持した形になった。

 イタリアサッカー連盟は2010年以降、神や神聖なものを軽視する言葉を使った選手や監督に懲罰を科しているが、試合が無観客で実施されている今季は、選手間や選手とコーチとの激しいやりとりがマイクやカメラで捉えられることが多くなり、処分も増えている。

 ASローマ(AS Roma)に所属するMFブライアン・クリスタンテ(Bryan Cristante)とラツィオ(SS Lazio)のMFマヌエル・ラッツァーリ(Manuel Lazzari)も、神を「冒涜する」発言で1試合の出場停止処分を科されている。(c)AFP