【3月30日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン、Kim Yo-Jong)党副部長は30日、自国のミサイル発射実験を批判した韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領を「米国に飼われたオウム」と呼んで非難した。

 核保有国である北朝鮮は以前から、緊張をあおるために兵器実験を用いてきた。先週にも、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の就任以来初となる重大な挑発行為に及んだ。

 米国と日本は、発射されたのは国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議で禁止されている弾道ミサイルだったとしているが、北朝鮮は戦術誘導弾だったと主張している。

 南北の関係改善に長年尽力してきた韓国の文大統領は26日、慎重に言葉を選んで演説を行い、米朝対話再開の障害になる行動は「望ましくない」と述べた。

 この演説は北朝鮮の強い反発を招き、与正氏は「厚かましさの極み」と形容した。

 国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた与正氏の談話によると、演説を聞いて「言葉を失った」同氏は、文氏を「米国に飼われたオウム」と呼び、「米国の暴力団のような論理」を用いていると非難した。(c)AFP