【3月31日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)徳宏ダイ族チンポー族自治州盈江県(Yingjiang)でこのほど、同県林業草原局と同省銅壁関省級自然保護区盈江管護分局の職員の手厚い保護の下、カワアジサシのひな3羽が無事孵化(ふか)した。

 カワアジサシは、中国で国家1級重点保護野生動物に指定されるカモメ科の鳥で、ミャンマー国境に近い同県大盈江流域が主な生息地と子育ての場になっている。盈江管護分局によると今月1日に大盈江の砂州でカワアジサシのつがいが卵3個を産んだのを職員が確認。巣の周りに網囲いを設置し、周知と監視活動を継続して実施した。今回3羽が孵化したことで、地域のカワアジサシの個体数は年初の7羽から10羽になった。(c)Xinhua News/AFPBB News