【3月30日 AFP】ラグビーイタリア代表として活躍したSOイアン・マッキンリー(Ian McKinley)が29日、2度目の現役引退を表明した。同選手は10年前にも、試合中の目の負傷を理由に競技生活から退いていた。

 元U-20アイルランド代表だったマッキンリーは、2014年に特製ゴーグルを着用してイタリア3部リーグで競技に復帰し、2017年11月から2019年8月までアズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)で9試合に出場した。

 マッキンリーは自身のインスタグラム(Instagram)に、「ラグビーゴーグルの使用を世界的に認める規則の導入に貢献し、視覚障害がある大勢の選手がラグビーをプレーできるようになる姿を見るのは、信じられないほどの喜びとなっている。このことは、常に自分にとてつもない達成感と誇りを与えてくれるだろう」と投稿した。

「私の素晴らしい家族と友人に感謝したい。彼らは暗い時期に私を鼓舞し、キャリアを通じて無条件でサポートしてくれた」 (c)AFP