【3月30日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2021)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第28シードの錦織圭(Kei Nishikori)は3-6、6-3、1-6で第2シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に敗れた。

 1時間56分で勝利をものにしたチチパスは、4回戦で第24シードのロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)と対戦することになった。ソネゴはコロンビアのダニエル・エライ・ガラン(Daniel Elahi Galan)を7-6(8-6)、6-3で退けた。

 第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は6-2、6-1で第29シードのマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)に快勝し、4回戦に進出。「この数か月は最高のテニスができている」と手応えを口にし、「この調子でいけるか見ていく」と話した。

 23歳のルブレフは次戦、32歳のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と顔を合わせる。現世界45位のベテランは、19歳のロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)を6-3、6-4で退け、ベスト16入りを果たした。

 チリッチは「とてもうれしい」と喜び、「とにかくこういった若手選手を相手に戦い抜かなければならない。ベテラン勢として堂々と戦わないと」と話した。(c)AFP