【3月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)の最多得点記録保持者であるFWセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が29日、契約満了になる今シーズン限りでチームを退団すると発表した。

 2011年にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から加入したアグエロは、シティで公式戦384試合に出場し257得点をマーク。

 2011-12シーズンのリーグ最終節では劇的な決勝ゴールを挙げ、ライバルであるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と優勝争いを繰り広げていたチームにタイトルをもたらした。

 アグエロはSNSに「一つのサイクルが終わりを迎えるときは、さまざまな感情が湧き上がるもの」と記し、「10シーズンもマンチェスター・シティでプレーできたのは、今日のプロ選手としては異例のことだ。非常に大きな満足感があり、誇りに思う」と続けた。

「もっとタイトルを勝ち取ってファンにさらなる喜びをもたらすため、残りのシーズンも全力を出し続ける」

 シティのカルドゥーン・アル・ムバラク(Khaldoon Al Mubarak)会長はクラブの発表文の中で、アグエロが退団するまで別れの言葉は取っておくと述べたが、すでに同選手の銅像制作を発注済みだと明かした。

 地元紙マンチェスター・イブニングニュース(Manchester Evening News)によれば、5月23日に行われるエバートン(Everton)とのプレミアリーグ最終節後、アグエロの送別会が開かれる予定であるという。(c)AFP