【4月1日 AFP】フランス・ブルターニュ(Brittany)地方の中心部で、日本の伝統食材を使って作られた日本食が盛り上がりを見せている。みそや豆腐、海藻やシイタケ、和牛といった食材に注目が集まっている。

 同地方で育てられている和牛を使ってしゃぶしゃぶなどの日本食を作るのは、「ミシュランガイド(Michelin Guide)」で星を獲得したこともあるフランス人シェフのジュリアン・ルマリエ(Julien Lemarie)氏。ルマリエ氏は「土が違うから異なる食材ができる。この地方で育った和牛の肉は日本産のものとは違うし、それが強みでもある。しょうゆやみそも日本にあるものと同じではない」と話す。「同じ土地ではないから、味も同じじゃない。でも私にはそれでいい」

 映像はブルターニュ地方で飼育されている和牛や、同地方で日本食を提供しているルマリエ氏。3月19日撮影。(c)AFP