【3月29日 AFP】インドネシアの西ジャワ(West Java)州バロンガン(Balongan)の製油所で29日早朝、大規模な爆発があり、火災が発生した。少なくとも5人が重傷となり、付近の住民約1000人が避難している。

 火災が起きたのは、国営石油会社プルタミナ(Pertamina)が所有する国内最大級の製油所。黒煙が立ち上り、消防隊が消火活動に当たっている。

 現地の災害当局によると、爆発後に心臓発作で1人が死亡。15人前後が軽傷で、3人が行方不明となっている。

 火災原因は不明だが、プルタミナによると火災発生時、現地は雷雨に見舞われていた。

 同社は火災の拡大を防ぐため、製油所の操業を停止しているが、燃料供給に影響はないと説明している。(c)AFP