【3月29日 AFP】世界ゴルフ選手権(WGC)シーズン第2戦、デルテクノロジーズ・マッチプレー選手権(Dell Technologies Match Play 2021)は28日、米テキサス州オースティン(Austin)のオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club)で最終日が行われ、第32シードのビリー・ホーシェル(Billy Horschel、米国)が決勝で第30シードのスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)を2アンド1で下し、優勝を飾った。

 2014年のツアー選手権(TOUR Championship 2014)を制し、同年のフェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)王者に輝いたホーシェルは、パー4の5番で約13メートルのチップインを決めて追いつくと、パーを記録した7番と9番をそれぞれ制し、最後の8ホールは引き分けた。

 ホーシェルは、「さまざまな感情がある。状況が何度も変わった」とコメントした。

 同胞のスコット・ピアシー(Scott Piercy)とペアを組んで臨んだ2018年のチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2018)以来、自身ツアー6勝目となったホーシェルは「とても大きい」と話し、「ツアーで勝利していることは分かっているが、もっと優勝できたと感じる。WGCやメジャーのいくつかの大会で、少なくとも優勝争いをしなければならなかった」と続けた。

 3位決定戦では、2013年大会の王者で2019年には準優勝を果たした第52シードのマット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)が、準決勝でホーシェルに敗れた第31シードのビクトル・ペレズ(Victor Perez、フランス)を2アンド1で下した。(c)AFP