【3月28日 AFP】自衛隊や米国、英国、オーストラリア軍など計12か国の制服組トップは28日、前日にミャンマー軍のデモ隊への発砲で子どもを含む少なくとも90人が死亡したことについて、共同で非難声明を発表した。

 異例となる共同声明で、制服組トップらは「職業軍隊は国際的な行動基準を順守し、市民を傷つけるのではなく、守る責任がある」と指摘。ミャンマー国軍に対し、「暴力行為をやめ、失った尊敬と信頼を回復」するよう求めた。

 現地の人権監視団体「政治囚支援協会(AAPP)」によると、ミャンマー国軍は前日のデモ隊との衝突で、最大都市ヤンゴンをはじめとする9つの地域において実弾を使用。

 AAPPは日没までに少なくとも90人が死亡したとする一方、現地メディアは114人が死亡したと報じている。(c)AFP