【3月28日 AFP】20-21ラグビーフランスリーグ・トップ14は27日、第20節が行われ、クレルモン・オーヴェルニュ(Clermont Auvergne)はスタッド・フランセ(Stade Francais)に34-27で勝利した。クレルモンの松島幸太朗(Kotaro Matsushima)は、トライのお膳立てに加えてイエローカードとレッドカードを引き出す相手からのチャレンジを受けたが、主将のモーガン・パラ(Morgan Parra)は同選手について「大丈夫」とコメントしている。

 前半にアリヴェレティ・ラカ(Alivereti Raka)のトライをアシストした松島は、後半にはジョナタン・ダンティ(Jonathan Danty)にイエローカードが出るタックルを受けると、さらにはレスター・エティエン(Lester Etien)のスパイクが頭に入った。これでエティエンはレッドカードを受けた。

 松島についてパラは「コウタロウは大丈夫だ。エティエンがジャンプして、最初は足が緩んでいたが、そのあとに固めていた」と語った。またパラは「プレーオフの直接の相手に対して、よくやったと思う。とても良い」と試合結果についてコメントしている。

 後半25分過ぎまで27-24でリードしていたスタッド・フランセだったが、ダンティが松島への危険なタックルでシンビンとなり、打撃を受けた。

 直後にクレルモンがトライに続きコンバージョンを決めて31-27と逆転すると、残り6分でハイボールを捕球しようとしたエティエンのスパイクが松島の頭部に入り、退場処分となった。

 その後、カミーユ・ロペス(Camille Lopez)がペナルティーゴールを決めたクレルモンは4位をキープ。一方敗れたスタッド・フランセは、プレーオフ圏から6ポイント差となった。(c)AFP