【3月27日 AFP】欧州30か国のプロリーグやクラブ協会を統括するヨーロピアン・リーグス(European Leagues)は26日、2024年からの採用を目指している新方式の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)について、欧州サッカー連盟(UEFA)が来週中に承認するだろうと明かした。

 ヨーロピアン・リーグスの代表を務めるラース・クリステル・オルソン(Lars-Christer Olsson)氏は報道陣に対し、「3月31日(水曜日)の執行委員会」で、UEFAが決断を下すだろうと述べた。

 オルソン氏によれば、この会議の前日には改革の詳細を決定するための「クラブ競技委員会」が開催されるという。

 新フォーマットの案には出場チーム数を32から36に増やしたり、4チームずつの8グループに分けられている現行のグループステージを廃止したりすることが含まれている。

 新形式では「スイス方式」が採用され、出場36チームを一つのリーグとして、各チームが異なる10チームと対戦し、その後決勝トーナメントが行われる。

 新たに増える四つの出場権のうち、一つはフランス・リーグ1の4位チームに与えられるとみられており、他の3枠をどう分配するかが新フォーマットに関する重要な問題の一つとなっている。

 ヨーロピアン・リーグスは、他のリーグの優勝チームに出場権が与えられることを望んでいるが、国内での成績は低かったものの、欧州カップ戦で過去に良い結果を残したチームに有利に働くUEFAの係数に基づいて決めるという方法もある。(c)AFP