【3月27日 AFP】21F1開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2021)は26日、フリー走行初日が行われ、午前・午後のセッションともにレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が最速タイムを記録した。

 先日の合同テストでもトップタイムだったフェルスタッペンは、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)とメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)をわずかに上回った午後のセッションを終えた後も、うぬぼれた様子を一切見せなかった。

「申し分なかった」と振り返ったフェルスタッペンは「もちろんテストのときと比べると条件は違っているが、問題ない。マシンの感覚も良く、タイヤやバランス面で目を向けるべきことはあるが、全体的には満足している」とコメントした。

「あす(予選)はまた違った日になる。風も強いだろうから、こうしたマシンにとっては非常に難しくなる」

 フェルスタッペンは午後のセッションで、メルセデスのエンジンを搭載するマクラーレンのノリスを0.095秒差の2位に、ハミルトンを0.235秒差の3位に抑えた。

 また、マクラーレンからフェラーリ(Ferrari)に移籍したばかりのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が4番手、メルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が5番手、ルノー(Renault)からマクラーレンに加入したダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が6番手となり、全員がフェルスタッペンと0.4秒差以内だった。

 前年王者ハミルトンは「たとえ今より速くなかったとしても、レッドブルは同じくらいの速さにはなるだろうと思った」と語った。「だから、現時点で彼らがけん引していることは理解している」

「マクラーレンは素晴らしいように思える。彼らが前進しているのはうれしい。彼らのロングランがどうなるかを目にするのが楽しみ」

■角田は7番手

 猛暑となったこの日、アルファタウリ(AlphaTauri)のルーキー、角田裕毅(Yuki Tsunoda)は、アストンマーティン(Aston Martin F1)のランス・ストロール(Lance Stroll)やチームメートのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)を抑え堂々の7番手となった。

 しかし、コスト削減のために90分から60分に短縮されたフリー走行では、レッドブルが僅差ながらも最速であることを確認できた以外に、シーズンに向けて明確なメッセージはほとんど示されなかった。

 7度の総合優勝を誇るミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の息子でハース(Haas F1 Team)のミック(Mick Schumacher)は1分33秒297で20人中18番手タイムに終わった。(c)AFP