【3月26日 AFP】男子テニス、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、故障している左足の手術に踏み切り、全仏オープンテニス(French Open 2021)に向けて重要な意味を持つ前哨戦の数大会出場を見送ることになった。

 35歳のワウリンカは、4月に予定されているクレーコート大会のアンダルシア・オープン(AnyTech365 Andalucia Open 2021)、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2021)、セルビア・オープン(Serbia Open 2021)を欠場する。

 しかしながら、5月23日に開幕するローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)までに体調が万全になることを目指している。同大会では、2015年に自身2度目の四大大会(グランドスラム)制覇を果たした。

 現在世界21位で2017年8月にも左膝に2度メスを入れているワウリンカは、自身のツイッター(Twitter)アカウントで、「しばらく左足に違和感があり、ちょっとした治療を施すことに決めた。すべて順調だ」と明かし、「数週間は戦列を離れるけれど、練習を再開することが待ちきれない」と書き込んだ。(c)AFP