【3月26日 Xinhua News】中国国務院共同予防抑制メカニズムの手配に基づき、上海市は同市に住む外国籍の人々を対象に新型コロナウイルスワクチン接種の予約を開始した。上海市衛生健康委員会が23日明らかにした。

 3月29日から、上海市は「関連情報の理解、自発的、自費、自己責任」の原則により、同市に在住する外国籍の接種適齢者を国産ワクチンの接種可能範囲に含めるという。

 自発的に接種を受ける上海在住の外国人は「健康雲」というスマホアプリを使い、オンラインでワクチン接種予約の登録をすることができる。国産の新型コロナ不活化ワクチンを使用するため、2回の接種が必要となる。すでに上海市の社会保障医療保険に加入している外国籍の人々は、中国の公民と同等の待遇を享受でき、加入していない人は自己負担の形で、1回当たり100元(1元=約17円)の費用を支払う。(c)Xinhua News/AFPBB News