【3月27日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)江油市(Jiangyou)青蓮鎮(Qinglian)の中河村では、渇水期に入った涪江(ふうこう)の川幅が狭まり、約5千平方メートルにわたり岩盤の川底が露出した。川底には甌穴(おうけつ)と呼ばれる無数の穴があり、連山のように起伏に富むことから、連日多くの観光客が訪れている。

 専門家は甌穴について、川底の岩盤が流れに巻き込まれた小石に長期間浸食され、摩耗してできたと説明する。地元の村民によると、以前は砂利が川底を覆っていたが、長期にわたる激流で流され岩盤が露出し、今の景観がつくられたという。(c)Xinhua News/AFPBB News