【3月27日 Xinhua News】中国甘粛省(Gansu)張掖市(Zhangye)粛南ユグル族自治県で牧畜業を営む家に生まれた杜成峰(Du Chengfeng)さん(45)は、高校卒業後の休暇期間に牧場近くの岩山で偶然岩絵を発見し、深く引き付けられた。以来20年余りにわたり何百キロにも及ぶ祁連(きれん)山脈を巡り、1万2千点以上の岩絵の図案を記録した。

 祁連山脈の岩絵の多くは狩猟や天文現象、トーテミズムなどを主題にしており、標高2500~3千メートルの山中に分布している。最も古いものは石器時代までさかのぼるという。(c)Xinhua News/AFPBB News