【3月25日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選は24日、各地で第1節の試合が行われ、グループGではオランダがトルコに2-4で敗れまさかの黒星発進となり、世界王者フランスも白星スタートを飾れなかった。

 前回のW杯ロシア大会(2018 World Cup)を制したグループDのフランスは、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の華麗なゴールで先制したものの、ウクライナと1-1で引き分けた。

 ロシア大会の決勝で敗れたグループHのクロアチアは、序盤の失点でスロベニアに0-1で敗れている。

 一方、今夏に延期となった欧州選手権(UEFA Euro 2020)で連覇を目指すグループAのポルトガルは、アゼルバイジャンに1-0で辛勝。

 イタリア・トリノ(Turin)に乗り込んだポルトガルは、マクシム・メドベージェフ(Maksim Medvedev)のオウンゴールが決勝点となって何とか勝利を収めたが、代表通算102得点のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に得点は生まれず、元イラン代表FWアリ・ダエイ(Ali Daei)氏がマークした同109点の最多記録に近づくことはできなかった。

 オランダと同じグループGでは、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)とマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)を擁するノルウェーがアウェーでジブラルタルに3-0勝利し、同組の首位に立った。

 グループEのベルギーとグループHのロシアは、それぞれウェールズとマルタを3-1で下している。(c)AFP/Jed Court