元スノボ世界王者、雪崩に巻き込まれ死亡 スイス
発信地:ローザンヌ/スイス
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【3月25日 AFP】フランス国立オリンピック委員会(CNOSF)は23日、1999年のスノーボード世界選手権(FIS Snowboard World Championships)で金メダルを獲得したジュリー・ポマガルスキー(Julie Pomagalski)さん(40)が、スイスで雪崩に巻き込まれ死亡したと発表した。
ポマガルスキーさんは4人組でオフピステ(ゲレンデ外)を滑っている際に雪崩に遭い、他に1人が死亡した。
スイス・ウリ(Uri)州警察は、2人は標高2961メートルのゲムスシュトック(Gemsstock)山頂から下りる際に亡くなったと発表している。同地は急傾斜と豊富なパウダースノーでオフピステスキーヤーに人気のスポットだった。
警察によれば、雪崩が発生した原因は不明だが、グループのうち3人が巻き込まれ、ポマガルスキーさんら2人は「雪に完全に埋まった」が、もう1人は「軽い」けがで済み、自力で抜け出したという。
1999年の世界選手権女子スノーボードクロスで優勝したポマガルスキーさんは、W杯で通算9勝を記録。五輪には2002年のソルトレークシティー大会と2006年のトリノ大会に出場した。(c)AFP