【3月23日 AFP】中国を訪問中のロシア外相が22日、「FCKNG QRNTN(隔離なんてくそくらえ)」と書かれた、外交的とはいえないマスクを着けていたことが分かった。

 ロシア外務省が公式のソーシャルメディア・アカウントに投稿した画像によると、セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は、中国南部の桂林(Guilin)を訪問した際に、この黒いマスクを着用している。

 国営ロシア通信(RIA)は、マスクはラブロフ氏に同行した記者らが、世界中で課されている隔離措置に対する冗談として、21日の71歳の誕生日にプレゼントしたと伝えた。

 ロシア政府が公開した別の画像では、王毅(Wang Yi)外相との会談でラブロフ氏は無地のマスクを着けている。

 ロシアは多くの国と異なり、2度目のロックダウン(都市封鎖)は実施していない。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、住人の多くがマスク着用を拒否している首都モスクワで、実質的に生活に支障がない状況を重視している。(c)AFP