【3月24日 Xinhua News】3月も半ばを過ぎ、暖かくなってきた中国江蘇省(Jiangsu)丹陽市(Danyan)夏墅(かしょ)村には、風情ある町並みが残されており、満開のモクレンが春の息吹を漂わせている。700年以上の歴史を持つ同村はここ数年、文化の保護や伝承・イノベーションを通じて、活気を取り戻しつつある。

 同市の北東に位置する夏墅村の住民の祖先は、南宋の初代皇帝、高宗(こうそう)の時代(1107~1197年)にこの地に移り住んだと言われている。現在、村には古い建物が数多く残されており、中でも明の万暦年間(1573~1620年)に創建された尹氏宗祠(一族の祖先を祭る祠)は、同村を代表する建造物となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News