【3月24日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)保定市(Baoding)曲陽県(Quyang)の西燕川村にある王処直(Wang Chuzhi)墓で1995年に出土した白石彩絵散楽図浮彫は、五代十国時代の彩色浮彫作品で、河北省文物研究所が所蔵している。幅136センチ、高さ82センチ。盛唐様式で、13人編成の楽隊が演奏するにぎやかな場面が描かれている。右端の人物は男性の身なりで、楽隊の指揮者と推測される。12人の演奏者は全員女性で、前後2列に分かれて箜篌(くご)や筝、琵琶などの楽器を持っている。指揮者の下の方には親の喪に服している2人の姿が描かれている。(c)Xinhua News/AFPBB News