【3月21日 AFP】20-21アルペンスキーW杯は20日、スイス・レンツェルハイド(Lenzerheide)で男子大回転最終第10戦が行われ、フランスのアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault)が制し、初の総合優勝と大回転の種目別優勝を決めた。

 フランス勢の総合優勝は1996-97シーズン以来。この日が30歳の誕生日だったパンテュローは、種目別と総合のクリスタルグローブを獲得できたことは「自分への最高のプレゼントになった」と喜んだ。

 同日には女子回転最終第9戦も行われ、6位に入ったペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が初の総合優勝を決めた。

 ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)を2位に抑えこの日のレースを制したカタリナ・リンスベルガー(Katharina Liensberger、オーストリア)が、回転の種目別優勝を果たした。

 21日には女子大回転と男子回転が行われるが、両種目はマルタ・バッシーノ(Marta Bassino、イタリア)とマルコ・シュワルツ(Marco Schwarz、オーストリア)がそれぞれ優勝を決めており、この日の結果をもって今季のタイトル獲得者は出そろった。(c)AFP