【3月21日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、20日のアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)戦で足首を負傷し、「無期限」離脱となった。

 ジェームズはホークス戦の第2クオーターに相手のソロモン・ヒル(Solomon Hill)とぶつかってコートに倒れ、痛そうに右足首を押さえた。その後いったんはプレーを続行して3ポイントも決めたが、結局は交代となり、いら立って椅子を突き飛ばしながら、足を引きずって控室へ消えていった。

 米スポーツ専門チャンネルESPNはその後、MRI検査で足首の捻挫が判明し、「無期限」の負傷離脱となったと報じた。足首の捻挫による離脱は、けがの程度によって数週間のこともあれば、復帰まで数か月かかる場合もある。

 本人は試合後、報道陣にコメントはしなかったが、後ほど自身のツイッター(Twitter)を更新し、できる限り早い復帰を目指すと誓った。

「試合に出られず、チームメートを助けられないことほど腹立たしく悲しいものはない。今は心も体も痛いが、復帰への道のりはもう始まっている。離脱なんてしなかったかのようにすぐ戻ってくる」

 レイカーズでは、すでに主力のアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が負傷で長期離脱しており、ジェームズも長期間チームを離れることになれば大きな痛手となる。

 フランク・ボーゲル(Frank Vogel)ヘッドコーチ(HC)は暗い表情で、ジェームズの負傷は「試練」になると認めつつ、チームはこの状況にも対応できると話した。試合はレイカーズが94-99でホークスに敗れた。(c)AFP/Rob Woollard