【3月20日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)は19日、男子シングルス準決勝が行われ、ロシアのアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev)は6-2、4-6、6-4で第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)との同胞対決を制し、ATPツアーのシングルスで自身初の決勝進出を決めた。

 先月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2021)で、オープン化以降では史上初の快挙となる四大大会(グランドスラム)初出場での4強入りを果たした27歳のカラツェフは、ここまで夢のようなシーズンが続いている。全豪オープンの後、世界ランキングも114位から一気に42位までランクアップした。

 この試合でルブレフのATP 500での連勝記録を23で止めたカラツェフは、「本当に厳しい試合でタフな相手だった」と振り返ると、「信じられないような(ルブレフの)パフォーマンスだった。彼は(この1年間)ATP 500で負けていなかった。1ポイントや2ポイントの差で全てが決まった。結果に満足している」とコメントした。

 ドバイ選手権のワイルドカード(主催者推薦)としては、1997年大会でトーマス・ムスター(Thomas Muster)氏が達成して以来の決勝進出を果たしたカラツェフは、前週のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2021)では、ルブレフとのペアで男子ダブルスを制し、ATPツアーでキャリア初の優勝を経験している。

 20日に行われる決勝でカラツェフと対戦するロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)は、もう一つの準決勝で、第3シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に1セット、1ゲームダウンとされながらも6-7(5-7)、6-4、7-6(8-6)で競り勝った。

 24歳のハリスは、2回戦で全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)覇者のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を撃破した後、準々決勝では錦織圭(Kei Nishikori)を下し、ドバイ選手権で決勝進出を果たした初の予選勝者となった。

 この日の勝利については、「今はあまり言葉が浮かばない。勝ててスーパーハッピーだ」と喜ぶと、「第1セットを取られた後、(ゲームカウント)2-4でリードされて、精神的にも肉体的にも少し厳しかったけれど、そこから最高のテニスが見いだせた。とにかく、今は結果に最高に満足している」と語った。(c)AFP