【3月19日 AFP】米国のジョー・バイデン（Joe Biden）大統領は17日、ホワイトハウス（White House）の職員にかみついた愛犬メジャー（Major）について、現在訓練を受けており、追い出されたわけではないと擁護した。

　17日に放送された米ABCニュース（ABC News）のインタビューでバイデン氏は、ジャーマンシェパードのメジャーは「優しい犬」で、人に危害を加えるようなことはまずないと強調した。

　メジャーとチャンプ（Champ）の2匹は、騒動の後にデラウェア州のバイデン宅に戻っていた。これについてバイデン氏は、妻のジル・バイデン（Jill Biden）氏がホワイトハウスを留守にする予定に合わせたもので、メジャーを「追い出して自宅に返したわけではない」と語った。

　メジャーが職員にかみついたことについてバイデン氏は、ホワイトハウスの周囲に詰めている大勢の警備担当者らの一人に驚いたとの見方を示し、「全く知らない人が2人いた」ために「守りに入った」と説明。かみ傷は「皮膚を破る」ほどのものではなかったと述べた。(c)AFP