【3月19日 CGTN Japanese】第81回アカデミー賞外国語映画賞に輝いた滝田洋二郎(Yojiro Takita)監督の名作『おくりびと』が今年、中国大陸で4K修復版として一般公開されることが決まりました。公開日は未定ですが、中国でのタイトルは『入殮師』となっています。同作が中国大陸で公開されるのは初めてで、先行版ポスターがネットで公開されました。

『おくりびと』は、遺体をひつぎに納める「納棺師」という仕事を通して、家族のあり方や親子の絆などの人間模様を繊細に描いた感動作で、中国大陸での公開には至りませんでしたが、日本や海外での高評価を受け、日本映画ファンの間でも大きく注目されていました。初の中国公開でどんな反応が見られるか期待されます。

 なお、滝田洋二郎監督は2019年に初の中国映画として『聞煙(ウェンイエン、Silence Of Smoke)』を手がけています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News