【3月19日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)は18日、各地で決勝トーナメント2回戦第2戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はけがから復帰したポール・ポグバ(Paul Pogba)のゴールでACミラン(AC Milan)に1-0で勝利。2戦合計スコアを2-1として準々決勝に進んだ。

 フランス代表としてW杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝を経験しているポグバは、ハムストリングの負傷で5週間以上離脱していた。

 しかし敵地サン・シーロ(San Siro stadium)で後半頭から出場した28歳のポグバは、ピッチに立った4分後に決勝点をマーク。ユナイテッドを率いるオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、ポグバの復帰を「チームにとって非常に大きな後押し」だと歓迎した。

「選手はポール抜きでも素晴らしい仕事をしているが、われわれは彼のクオリティーを知っている」と語った指揮官は「彼はチームにとても大きな違いをもたらす。ポールはずっとハードに取り組んでいるが、45分間以上はプレーできないと分かっていた」と続けた。

 一方のミランは、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が太もものけがから復帰したが、65分に投入されて脅威を与えたものの、古巣から得点を奪うことはできなかった。

 先日スウェーデン代表復帰が発表されたイブラヒモビッチは、「試合を通じてよくやっていたし、多くのチャンスを作ったが、得点しなければその瞬間はやってくる。相手のプレッシングがミスを誘い、ポグバのゴールの代償が高くついた」と悔やんだ。

「(ポグバの)強さは誰もが分かっている。皆が知っていることだ。あいつは強いんじゃない。超強いんだ」 (c)AFP/Emmeline MOORE