【3月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、先日の試合で負傷したFW孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)を日本戦を控える韓国代表に派遣する可能性について、懐疑的な姿勢を示した。

 トッテナムが黒星を喫した14日のアーセナル(Arsenal)戦でハムストリングを負傷して途中交代を強いられた孫だが、25日に行われる日本との国際親善試合に向けた代表メンバーに選出された。

 だが、トッテナムが2-0とリードして18日に迎えるディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)決勝トーナメント2回戦第2戦では登録メンバー外となっている。 

 モウリーニョ監督は、孫が21日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦も欠場する場合、日本戦に出場することはないだろうと述べた。

「選手が負傷している場合、それが親善試合か公式戦かは関係ない」と語ったモウリーニョ監督は、「来週になっても彼がけがをしていれば、われわれは韓国の協会に証明できる。そうしたら彼らに何ができるだろう?」と続けた。「クラブでの試合に出場できなければ、その選手は代表でもプレーできない」 (c)AFP