【3月18日 CNS】中国中央気象台によると、中国北部の12の省、直轄市の広範囲で大規模な黄砂が発生した。14日から15日早朝にかけて、寒気の影響を受け、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の南疆盆地の西部、甘粛省(Gansu)の中西部、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)と山西省(Shanxi)の北部、河北省(Hebei)の北部、北京などでは、砂や浮遊粉じんが現れ、一部の地域では砂じん嵐が発生した。

 中央気象台は15日朝、砂塵嵐警報を黄色警報に格上げした。15日の午前から夜間にかけて、新疆、内モンゴル、甘粛省、寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)、陝西省(Shaanxi)、山西省、河北省、北京市、天津市(Tianjin)、黒竜江省(Heilongjiang)、吉林省(Jilin)、遼寧省(Liaoning)など12の省・市で黄砂が確認され、一部の地域では砂じん嵐が発生した。過去10年間で経験した黄砂の中で最も規模が大きく、砂じん嵐の範囲も過去10年間で最も広く及んだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News