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【3月16日 AFP】欧州警察機構(ユーロポール、Europol)は15日、スペイン南部アンダルシア(Andalusia)州マラガ(Malaga)で、麻薬密輸用の半潜水艇を押収したと発表した。欧州製は初めて。

 スペイン警察によると、港湾都市マラガの倉庫から手づくりで製造中だった全長9メートルの半潜水艇が見つかった。完成すれば最大で、2トン分の麻薬を積載できたとみられている。

 こうした半潜水艇は、特に中南米の麻薬密売業者らが当局の監視網をかいくぐるために使っている。欧州では、2019年に初めてスペイン警察が麻薬密輸潜水艇を拿捕(だほ)したが、この時の船は中南米製だった。

 マラガでの摘発は、ユーロポールが中心となり米、英、オランダ、ポルトガル、コロンビアなどの警察当局が協力した国際捜査の一環で、計52人が逮捕された。

 半潜水艇の他に、バルセロナ地区では月750キロの薬物生産能力がある高度な製造工場が見つかり、全長15メートルのファイバーグラス製の高速艇、コカイン400キロ、大麻樹脂700キロ、10万ユーロ(約1300万円)以上の現金などが押収された。

 映像前半は押収された半潜水艇と麻薬、スペイン国家警察が2月撮影・提供。後半は2020年11月に行われた捜索、スペイン国家警察提供。(c)AFP