【3月16日 AFP】先週末、ツイッター(Twitter)への投稿で「メンフィス(Memphis)」という単語を使ったアカウントが一時停止された。

 一部のユーザーはメンフィスという単語の入った投稿をした後、ツイッターから利用規約違反でアカウントが制限される旨の警告を受け取ったとして、そのスクリーンショットを公開した。ツイッターは14日夜、バグによる誤動作だったことを認め、修正したことを発表した。

 このバグに最初に気付いたのは、サッカーファンだった。フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に所属するメンフィス・デパイ(Memphis Depay)選手に関するツイートをブロックされたファンらが、バグを報告。同クラブはデパイ選手の写真とともに「ヘイ、ツイッター、そろそろ彼の話をしてもいいかな?」とツイートした。

 一時的に禁句とされた「メンフィス」を使ったジョーク投稿が広がり、「ロックの王様」ことエルビス・プレスリー(Elvis Presley)が育った米テネシー州の「メンフィス」が禁句とされたことを冗談交じりで心配するユーザーもいた。

 ツイッターが意図的ではないとはいえ特定の用語を禁止できた点に注目し、ツイートの乱用にもっと対処するよう求める声も上がった。あるユーザーは「ハロー、ツイッター。バグが直って良かったね。今度はナチス(・ドイツ、Nazi)という言葉を禁止してほしい」と書き込んだ。(c)AFP