【3月15日 AFP】ミャンマーの軍事政権は14日夜、最大都市ヤンゴンの2郡区に戒厳令を発令した。国営メディアが報じた。この2郡区では同日の国軍への抗議デモに対する治安部隊の弾圧により、少なくとも15人が死亡した。

「司法戒厳令」が出されたのは市内のラインタヤ(Hlaing Tharyar)郡区と近隣のシェピタ(Shwepyitha)郡区。

 国営メディアは、軍事政権が「治安任務を実行し、より効果的に法の支配と平静を維持するため(中略)、ヤンゴン地域の司令官に(ラインタヤ郡区とシェピタ郡区で)行政および司法戒厳令の権限を付与する」と報じた。(c)AFP