【3月12日 CGTN Japanese】李克強(Li Keqiang)総理は11日、全人代年次総会閉会後の記者会見で、「新型コロナウイルス発生源の特定作業をめぐり、今後も世界保健機関(WHO)と協力を続ける」と意思を示しました。

 李総理は席上、新型コロナのパンデミックに対し、「中国は各国と同様に、発生源をできるだけ早く特定したい」と述べた上で、「ウイルスの特定作業は複雑な科学の問題で、各国の協力強化と持続的な研究が必要だ」としました。その上で、中国は公開・透明・開放・協力の原則と態度に基づいてWHOと交流を保ち、派遣される専門家の中国における活動を支持する立場を示しました。

 さらに、李総理は、「発生源の特定と共に、ワクチン接種などを含む様々な予防・抑制活動の着実な実施が当面の急務である。人類は必ずこの感染症に打ち勝つことができると確信している」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News