【3月12日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は11日、就任後初となるプライムタイムの国民向けテレビ演説で、団結して新型コロナウイルスの感染予防策を取り、ワクチン接種を受ければ、7月4日の独立記念日(Independence Day)にはほぼ正常な状態に近づけると強調した。

 バイデン氏は、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)宣言から1年を迎えたのに合わせ行った演説で、「闘いの終わりには程遠い」と述べたが、マスク着用とワクチン接種という専門家のガイドラインに従い国民が協力し合えば、克服できると訴えた。

 国民が最後までやり遂げれば、独立記念日を正常に近い状態で祝うことができるだろうと述べた。「7月4日には家族や友人が裏庭や近所に集い、バーベキューなどをして祝うことができる可能性は高い」

 さらに「国としてだけではなくウイルスからの独立も記念する、まさに特別な独立記念日となるだろう」と述べた。(c)AFP/Sebastian Smith with AFP bureaus