【3月11日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2021)は10日、第4ステージ(シャロンシュルソーヌからシルーブル、187.5キロメートル)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が優勝し、総合首位に浮上した。

 ボージョレ(Beaujolais)のブドウ畑を抜け、集団から飛び出したログリッチは、ステージ2位に続いたボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)の前回王者マキシミリアン・シャフマン(Maximilian Schachmann、ドイツ)と35秒差の総合首位に立った。ステージ3位にはコフィディス(Cofidis, Solutions Credits)のギヨーム・マルタン(Guillaume Martin、フランス)が入った。

 一方、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia 2020)王者タオ・ゲイガンハート(Tao Geoghegan Hart、英国)は、残り20キロメートル地点の下りのコーナーで落車して頭を打ち、一時は集団に復帰しようとしたがリタイアとなった。(c)AFP