【3月11日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)の広州地下鉄集団の発表によると、同地下鉄のスマートフォン2次元バーコード運賃決済アプリが5日から上海市の地下鉄でも利用できるようになった。他都市での利用が可能になるのは今回が初めて。

「広州地鉄APP」と上海市の「Metro大都会APP」はいずれも、両地下鉄の全路線、全駅で使える。決済は支付宝(アリペイ、Alipay)と微信支付(ウィーチャットペイ、WeChat Pay)に限られる。

 広州地下鉄の担当者は、共通2次元バーコード決済の利用開始が、利便性向上と環境に配慮したグリーンモビリティーの促進に役立つと説明。長江デルタ地域と粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の共同発展や地域軌道交通の融合・共通化の促進にも積極的な役割を果たすと述べた。 

 同地下鉄は他の都市ともアプリの共通利用を図っている。(c)Xinhua News/AFPBB News