【3月11日 CGTN Japanese】3月8日は国際女性デーで、中国では多くの人が母親、妻や恋人、女性の同僚に花束を贈ります。今年のこの日は全国各地で花の価格が上昇しました。中でもバラやカーネーションの価格高騰が目立ち、1本当たりの仕入価格は3、4倍になりました。ただ、こうした中でも消費者の購入意欲が衰えることはありませんでした。

 祝日になると値上がりするというこれまでの動きとは異なり、今年の花の価格の高騰は産地と関わっています。花の産地である雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)の栽培農家が天候の変化にあわせて栽培を調整したため、今年は全体的な生産量が減少しました。

 また、大手検索エンジン百度(バイドゥ、Baidu)のビッグデータによりますと、今年は1990年代生まれの消費者の間でプレゼントとして花を予約する動きが目立ちましたが、95~99年生まれは口紅への関心が高かったことが分かりました。さらに、85~89年生まれと80年代生まれは特に実用性を重視しており、検索が多かったのは前者がロボット掃除機、後者がスキンケア商品でした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News