【3月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は10日、各地で決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)とサディオ・マネ(Sadio Mane)がそれぞれゴールを挙げてRBライプツィヒ(RB Leipzig)を2-0で下し、2戦合計スコア4-0で準々決勝に進んだ。

 第1戦と同様に立て続けにゴールを奪ったリバプールは、サラーとマネが4分の間に勝ち上がりを決める得点を挙げ、悲惨な状況に陥っている国内での成績をチャンピオンズリーグの成功によって埋め合わせるという望みをつなげた。

 サラーは英BTスポーツ(BT Sport)に「チームにとって大きな結果」と述べ、「プレミアリーグでは何試合かで黒星を喫した。チームは最高の状態ではないが、チャンピオンズリーグで奮闘したい」と続けた。

「プレミアリーグは困難な状況になっていて、それは誰の目にも明らか。ここ数年は勝利し続け好調だったが、今年は不運にも負傷者が何人か出てしまった。修正しようとしているが、難しい」

 本拠地アンフィールド(Anfield)でリーグ戦6連敗を喫し、8位にまで順位を落としたリバプールだが、この日は新型コロナウイルス対策の移動制限を理由にハンガリー・ブダペストにあるプスカシュ・アレーナ(Puskas Arena)で試合が行われたため、ホームから離れたことで解き放たれた様子だった。(c)AFP