【3月10日 CNS】中国江西省(Jiangxi)商務局は、春節(旧正月、今年は2月12日)前後の1月20日から2月18日にかけ、地元商品をインターネットで販売する「2021江西オンライン春節セール」を実施し、前年比26.3%増の102億9800万元(約1700億円)の売り上げを達成した。

 江西省商務局が各行政部門と合同してオンラインセールを主導した。60以上のeコマース(電子商取引)プラットホームにネットショップ約1200社や地元企業約150社が参加。アヒルのみそ漬けやナツメの蒸しパン、緑茶、焼き菓子、ビーフン、ミカン、タケノコ、つばき油、野菜、米などの特産品をはじめ1万種類の商品を販売した。ネット上で商品の特徴を紹介するライブ販売はセール期間中、3379回行われた。

 中国では春節期間中、家族や友人で豪華な食事をして新年を祝うのが習慣。今年はオンラインで食事をデリバリーする注文が多く、春節セールでオンライン飲食の売り上げは13億900万元(約230億円)に達した。食事デリバリー大手、美団(Meituan)の注文件数は前年比418.8%も増加し、注文ユーザーは309.9%増加した。(c)CNS/JCM/AFPBB News