【3月11日 Xinhua News】中国の北京理工大学(Beijing Institute of Technology)機電学院の教員と学生で構成される研究チームがこのほど、超小型のスマート・バイオニック・ネズミ型ロボットを開発した。この機敏な「ロボットマウス」はバイオニック設計を採用し、コンフィギュレーション・マッピング(写像)と知覚統合、スマート意思決定の三つのコア技術を備えている。

 ロボットマウスには優れた機動性と感知能力があり、体積が小さく運動能力も高いため、今後狭い空間で検査業務を担うなどの用途が期待される。また、高度な生体模倣性を有することから、ロボットマウスと生きたネズミを交流させることで、生物の行動表現や感情をより深く研究することも可能となる。(c)Xinhua News/AFPBB News