【3月10日 Xinhua News】米電気自動車(EV)大手のテスラ(Tesla)はこのほど、中国内地で展開している急速充電器「スーパーチャージャー」の設置数が3月に入って6千基を突破、新たな一里塚を打ち立てたことを明らかにした。

 同社は今年2月、北京市、山東省(Shandong)青島市(Qingdao)、陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)など21の都市に、スーパーチャージャーを218基設置。広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)だけで「スーパーチャージャーステーション」6カ所、スーパーチャージャー計51基の運用を開始した。

 テスラは2013年末の中国進出後、充電網の整備を本格的に開始、これまでに300以上の都市でスーパーチャージャーステーション760カ所、デスティネーションチャージングステーション700カ所を構えている。

 同社は今年、充電網の整備をさらに加速させることを明らかにした。今年2月に上海のスーパーチャージャー生産工場が完成して本格稼働を開始、初期計画によると年間1万基を生産することになっている。(c)Xinhua News/AFPBB News