【3月10日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)を率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は9日、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督が今夏での退任を発表したドイツ代表指揮官への就任を否定し、リバプールとの契約を全うしたいと話した。

 ドイツサッカー連盟(DFB)は9日、7月に閉幕する欧州選手権(UEFA Euro 2020)限りでレーブ監督が退くことを発表した。レーブ監督は2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)本大会まで契約を結んでおり、契約期間を約1年残してチームを去ることになる。

 この発表の直後から、クロップ監督は後任の有力候補の一人として名前が挙がっているが、本人は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のRBライプツィヒ(RB Leipzig)戦を前にした会見の中で、その可能性を否定した。

「私はリバプールとの契約を3年残している。シンプルな意見であり、シンプルな状況だ」

「誰かと契約を結んだら、普通はその契約に従おうとするだろう? マインツ05(Mainz 05)と契約していたときも、他のブンデスリーガのクラブから興味を持たれ、高い給料を提示されたが、契約に従った」

「単にタイミングの問題で、タイミングが合わないなら、眠れないほど気にする必要はない」

「誰かがその仕事に就くはずだし、今ドイツにいる優れた指導者の数を考えれば、DFBがきっと良い解決策を見つけるだろう」

「ヨギ(Jogi)」ことレーブ監督は2006年に代表の指揮官に就任し、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ではチームを優勝に導いたが、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)でグループリーグで敗退して以降、ここ3年間は批判にさらされることも多かった。

 それでもクロップ監督は「ヨギ・レーブはもう長い間、信じられない仕事をこなしてきた。ドイツ代表で過去最長の指揮官だと思うし、とりわけ大きな成功を収めたのも確かだ」と話している。「欧州選手権を自分の晴れ舞台にし、できる限り成果を残したいと思っているのだろう」 (c)AFP