【3月10日 AFP】英王室を離脱したヘンリー王子(Prince Harry)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)のインタビューを受けて英国で行われた世論調査で9日、世代間で反応に大きな差があることが分かった。
 
 王室の王子夫妻に対する扱いについては、公正に扱われていなかったという回答と、公正に扱われていたという回答がそれぞれ32%でほぼ同じ割合を占めたが、世代間の意識の差がくっきりと表れた。

 若年層はいずれも30代の王子夫妻の側に立つ傾向が、高齢層は94歳のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)と王室側に立つ傾向が見られた。

 王室の王子夫妻に対する扱いについて、18~24歳は61%が不公正と回答し、公正と回答したのは13%にすぎなかったが、65歳以上は50%が公正と回答した。

 王子夫妻と王室のどちらを支持するかとの質問には、全体の36%が王室と回答し、22%が王子夫妻と回答した。

 インタビューは英国で8日夜に放送され、1100万人が視聴。その後、英調査会社ユーガブ(YouGov)が成人4656人を対象に調査を実施した。(c)AFP