【3月10日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)保山市(Baoshan)百花嶺村の野鳥ガイドがこのほど、村外れで餌を探すベンガルヤマネコの撮影に成功した。高黎貢山国家級自然保護区保山管理保護局が明らかにした。

 ベンガルヤマネコは今年2月に発表された中国の新たな国家重点保護野生動物リストの中で、2級保護野生動物に指定されている。主に地上で生活するが、木登りが得意で、木の上で俊敏に動き回る。一般に朝晩に活動することが多い。

 同局資源管理科の高歌(Gao Ge)さんは、捕食者として生態系の頂点に位置するベンガルヤマネコが頻繁に出没するのは、生態系の健全さの現れであり、高黎貢山の環境保護の取り組みが目覚ましい効果を挙げていることの確かな裏付けだと説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News