【3月9日 AFP】20-21イタリア・セリエAは8日、第26節の試合が行われ、2010年以来のリーグ制覇を目指す首位インテル(Inter Milan)は、ミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)のゴールでアタランタ(Atalanta)を1-0で下し、7連勝で2位との勝ち点差を6とした。

 インテルは7日にエラス・ベローナ(Hellas Verona)に2-0で勝利した2位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差を維持し、6日にラツィオ(SS Lazio)を3-1で下したユベントス(Juventus)とのポイント差を10とした。ユベントスはインテルより試合の消化が一つ少ない。

 本拠地サン・シーロ(San Siro stadium)でインテルは54分、CKのこぼれ球からシュクリニアルが決勝点をマークした。アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、「ライバルの勝利を知った上での試合ではプレッシャーがかかる。重要な勝ち点3になる」とコメントした。

 ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)とラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)を擁するインテルは今季リーグ最多の63得点を、一方のアタランタは2位の60得点を記録しているが、両チームは特に前半はチャンスらしいチャンスをつくることができなかった。

 コンテ監督は「1点決めたが、チームは絶好機を何度も逃した。非常に戦術的なゲームだった」と試合を振り返った。(c)AFP/Emmeline MOORE